Oha Kaiden

はなまるうどん

memo: Virtual Box上のUbuntuへのCUDA導入について

私のPCはWindows7Ubuntu(14.04?) のデュアルブート状態にある。
だが可能であれば、同時に両OSを起動し、Windows上でドキュメントの作成、Ubuntuによるプログラミングを行うような形態をとりたいと考える。
そのためにはVirtual Boxなどの仮想環境を使うことが必要なのだが、そこには一つ懸念事項がある。
GPGPU (General Purpose GPU) プログラミング用のCUDAの使用に関してだ。
CUDAはGPUを使った並列計算を可能とし、用途によっては数百倍の計算高速化が望める。
しかしながら、CUDAプログラミングを行うことは、GPUというハードウェアを利用するということであり、仮想環境上では容易なことでは無いらしい。

以下の記事は、上記の事項を実行したが失敗に終わった例である。

www.rokudw.net

結果的に、PCIパススルーという機能を使うことで、Virtual Box上のOSからGPUを利用することができ、そのためにはIOMMUというものに対応したマザーボードとCPUが必要であるとまとめられている。

List of IOMMU-supporting hardware - Wikipedia, the free encyclopedia

残念ながら、IOMMUは私のマザーボード(ASRock Z68 Pro3)とCPU(Core i5 2500K)には対応していないようだ。
しかしながら、このような仮想環境からGPU及びCUDAを利用できるという事例はここにまとめておこうと思う。
どなたか他に情報があれば教えていただけるとありがたい。

 

追記:

Virtual Box上でのCUDAとPyCaffeのインストールに関する記事

github.com